産後ダイエット②

作成者 mamaluxe大久保こづえ

産後ダイエット

ダイエット（Diet)の語源はギリシャ語で「生き方」を意味するDiaitaという言葉からきていて、本来は「健康的な体型になるための食事療法または食事そのもの」を指す言葉です。

「ダイエット＝痩せること」どいう認識が一般的。わずかな期間で１０㎏以上も体重を減らしてしまう急激な減量は突然今までと全く違う食生活と激しい運動をスタートした人が無理や我慢をして結果を出したものが多く、ほとんどの場合その生活を長く維持することはできません。

結局、頭の中は「太りやすい考え方」のままで、その人の本質は改善できていないので、リバウンドする確率はとても高いです。

ダイエットにおいて最も大事なのは頑張り過ぎる運動や食事制限ではなく、食事を改善することです。

ダイエットの真のゴールは、食に対してストレスがなくなる状況を作ること！！

目指すのは、「食」への満足度を減らさず、太りやすい食べ物を徐々に欲さなくなって、結果として食べる量が減ることです。

必然的に、体脂肪は減り、体重が落ちてきます。我慢していないのでリバウンドもしません。一生、その状態を維持できるのです。

食事のコントロール

ダイエットをするには、食事をコントロールしない限り無理です！運動も大切ですが「運動をすればやせる」と思っていたり、「なんでこんなに頑張っているのになぜやせないんだ？」と悩んでいたりする人もいます。運動した直後に体重を量り、「２キロやせた！」と思っても、それは水分量の変化であり、体脂肪が２キログラム燃焼されたわけではありません。

からだのやせるメカニズムを考えると、食事のコントロール以上に効率的なダイエット法はありません！食事のコントロールに必要な分の運動を足すという考え方が適切です。巷のダイエット本をみていると、特別な運動法の説明やYouTubeなどで説明とともに、食事についても色々と書いてあることがほとんどです。運動法をしっかりとやっていても、食べ過ぎていれば当然ながら体脂肪は落ちないからです。運動でやせようとすると、ストレスが増え、続きません。運動をすればするほど食欲が増す、運動の達成感が、ドカ食いを招いたりしているのです。

三大栄養素はご存知ですよね？タンパク質・脂質・炭水化物です。炭水化物とは、糖質のことを言います。

糖質の中でもブドウ糖は、人間にとって最も必要なエネルギー源です。脂質やタンパク質もエネルギー源ですが、脳をはじめ、最も効率よく使える糖質は私たちにとってなくてはならないエネルギー源です。しかし、糖質がいかに必要なエネルギー源であっても、取り過ぎれば消費しきれずに体脂肪としてからだに取り込まれてしまいます。

やせたい人がまず気をつけるのは、お菓子・お酒・ジュース・ごはん・パン・麺類・果物等の取り方です。

脳や筋肉を働かせるエネルギー源ですが、多く摂り過ぎると体脂肪として取り込まれやすくなるので要注意です！

どのようなことに気をつけないといけないの？

エネルギー源である糖質は、、血液が流れる血管の中を血糖として全身に運ばれていきます。この濃度のことを「血糖値」といいます。

血糖値は、炭水化物を食べて消化吸収されたり後に上昇し摂取した量だけ上昇するようになっています。上がった分の血糖を「インスリン」というホルモンが正常値まで下げてくれるのですが、このホルモンも、どれだけ血糖値が上がったかによって分泌する量が変わってきます。

血糖値が上昇する糖の吸収の速さを示したものが「GI値（グリセミック・インデックス）」という数値です

困ったことに、GI値でいうと数値が７０以上で糖の吸収の速い高GI食品が体に入ってくると、瞬間的に血糖値が上がり、脳は「血糖が上がり過ぎた！！」と判断して、インスリンを急いで分泌します。

こうなるとインスリンが出過ぎて正常以下の血糖値まで下がってしまうことがあるのです。

つまり、血糖値を上げるために食事をしたのに、それによって逆に低血糖に陥り、また何か食べたくなってしまう、という「低血糖スパイラルにはまってしまい、食後に眠くなったり、だるく集中力が散漫になったりすることもあります。

血糖のコントロールが正常を保てなくなると、インスリンが分泌されても効かなくなってきて、高血糖の状態が続く「糖尿病」になってしまいます。

現代の私たちを取り囲むのは、普通においしいと思うものを、何も考えずに好きなだけ食べているだけで、誰でも糖尿病になる環境だということを知っておいていただきたいです。

GI値だけを頼りに血糖値が上がらないと思って、がぶ飲みなどしてしまうと危険なのが清涼飲料水です。

コーラGI値４３・スポーツドリンクGI値４２・ビールGI値３４とGI値は低いですが、糖質が多く含まれているので要注意です。

カロリーは高いけれど、体に良い栄養素であるミネラルやビタミンが少なく、吸収の速い糖質と体に悪い脂質、そして添加物の多い食べ物であるジャンクフードは健康的な食べ物とは言えません。

何より怖いのがAGEｓという物質で（Abvnced　Glycation　End－products）終末糖化産物と言われるもので糖とタンパク質が熱により結合した物質です。簡単に言うと「糖化」のことです。

この「糖化」はシミ・しわ・たるみをつくり老けるのも早く、細胞の老化が早くなってしまい、美容にもよくありません。

ジャンクフードのAGEsの含有量はとてつもなく多く、更に糖度の高い清涼飲料水などを合わせると、それこそ最悪の状態になってしまいます。

お子様達にも、このようなものを常に食べさせているのであれば健康のために、控える方がいいですね。

次回はもっと具体的に太ってしまう食事についてお伝えしたいと思います。

まとめ

?　ダイエットにおいて最も大事なのは頑張り過ぎる運動や食事制限ではなく、食事を改善

　　することです。

?　糖質の中でもブドウ糖は、人間にとって最も必要なエネルギー源ですが、

　　多く摂り過ぎると体脂肪として取り込まれやすくなるので要注意です！

?　ジャンクフードはAGEsの含有量はとてつもなく多く更に糖度の高い

　　清涼飲料水などを合わせるとシミ・しわ・たるみをつくり老けるのも早く、

　　細胞の老化が早くなってしまい、美容にもよくありません。

コロナの影響で自宅にこもる事が多くなりますね。

ストレスもたまり、お子様と一緒についつい余計なものを

食べてしまうかもしれません。

お菓子をやめれないサイクルに陥らないようお気を付け下さいませ！！

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