原因としてよくあるのは手根管症候群と呼ばれるものです。
手首には骨と靭帯に囲まれた手根管というものがあり、ここに正中神経という神経が通っています。
妊娠中にむくみが出て周囲の組織に腫脹が起こると、正中神経が支配している親指・人差し指・中指に、指先のしびれ感が起こり、手先だけでなく前腕や肩関節周囲にしびれや痛みを感じることがあります。
症状は夜間にひどくなる傾向があります。
むくみは妊娠高血圧症候群に関連する症状のひとつですが、出産後に悪化することもあり、妊娠中に高血圧や尿たんぱくを指摘されていた場合要注意です。
授乳期にはプロラクチンというホルモンが大量に分泌され、このホルモンは体内に水分を貯留する傾向がある為、授乳中むくみが出現することがあります。
授乳中のホルモンが原因なら、授乳が終えれば良くなることが期待できます。
また腱鞘炎は腕に過度の負担がかかったとき、スポーツ以外でもパソコンを一日中したりなど、原因はたくさんあります。
赤ちゃんも3カ月にもなると7㎏前後はありますので、赤ちゃんの危険の無いように支えるには、腕に相当の負担がかかって来るでしょう。
出来るだけ安静にするのがいいのですが、産後のママにとってはそうも言ってられないでしょう。
当院では手や腕の症状も治療していて、
今後痛みが出にくい使い方もお教えしますので、ご相談下さいね。
赤ちゃんの体を包み込むような形で、お母さんの肩にかけるベルトがついているものや、ウエストポーチの上に赤ちゃんを腰掛けさせるタイプのものと様々ですが、肩や腰に重さが分散して負担が軽減されます。
お店などで実際に試してみたりして、使いやすそうなものを選びましょう。
その時にパパも一緒に行って、使いやすそうなを選ぶか、パパ専用のものを一つ奮発しましょう。
赤ちゃんが一人で歩けるようになるには、まだまだかかり日に日に重たくなります。休日などパパに積極的に抱っこしてもらえれば、赤ちゃんも喜び、ママは腱鞘炎、腰痛などの予防になるでしょう。
足の場合、俗に『こむらがえり』といわれています。
これは局所的に起こる筋肉の痙攣で、特に心配はいりません。
水分が不足すると、血液がドロドロになって血流が悪くなって、こむらがえりが起こります
こまめに水分補給を心がけましょう。
何をしていいのか分からないママは、ウォーキング、ストレッチなど、子育ての合間に簡単に出来るものをやってみましょう。
産前産後骨盤矯正専門 ママミニョンは京田辺市、精華町、枚方市、交野市、城陽市などからお越しして頂いています