心の拠り所
尼崎市のマタニティ（妊婦）整体・産後骨盤矯正専門の
はる鍼灸整骨院【Vi sante】代表 成山晴香です。
本日もブログへお越しいただきありがとうございます。
産後骨盤ケアを卒業されたママのお話。
最後のケアの日、来院されるなり
『今までありがとうございました。』って。
まだ施術に入っていない段階でのこの言葉だったので、
施術中、いろんな事を思い出しては泣きそうになり、涙を堪えるのに必死でした。
約３ヶ月前、初めてお越しいただいた時、問診票の記入事項には
「来れる範囲内で楽になりたい」と書かれていました。
正直、どういうこと？ってなりました。
本当に疲れきっている様子で、訴えていたのは痛みももちろんあったのですが、頻尿でも尿もれでもなく、
尿意を催さない、というお悩みでした。
私の中では経験不足で、そのようなお悩みをお持ちの方に出会った事がなく、正直焦りました。
お試しの段階で、私自身、自分の持っているもの全て出したつもりだったんですが、
あまり手応えも感じられず、ママの反応もいまいちでした。
初回施術が終わり、あとは受付スタッフにお任せして、私は次の方の施術に入ったんですが、
あとで受付に戻ってきて、「〇〇さん、どうやった？」と聞くと、
「また連絡します。」っていう返事でした。
なので、やっぱりあかんかったんやーって思っていました。
ですが、翌日、予約の電話がかかってきて、ホッとしたのを思い出します。
尿意のお悩みも初回施術後には戻っていたそうです。
施術を重ねていくうちに、ご自身のお話もしてくださるようになり、
段々と笑顔が戻ってきました。
で、最後の施術の日、ペリネケアブックを私に見せると同時に
『すごい嬉しい事があったんです。』と。
何かな？と思っていたら、『生理来た』って書いてました。
みなさん、「ん？生理？」って思われていると思います。
こちらのママは、元々生理周期が乱れまくりで一年に何回かしか来ない。
しかも、量もとても少なく、すぐ終わる、と。
妊娠自体奇跡だし、不妊治療もしていた、と。
そのような方が
『生理来ました。量も結構普通で、３ヶ月でここまで効果が出るとは思っていなかった。』と、
喜びを噛み締めながら、お話された時、私は本当に涙出そうになりました。
今でも泣きそうになります。笑
何が言いたいかというと、
私の技術がすごかったという事ではありません。
きっとこのママに必要だったのは、
『心の拠り所』だったんだと思います。
最初から心を開くというのはなかなか難しいですが、
回数を重ねるごとに自分は自分でいいんだ、という気持ちが芽生え
他にも同じ悩みを持っている人がいてるんだ、という安心感も生まれ、
そういう心の変化によって自律神経も整い、ホルモンの状態も整った。
そんな感じだったと思います。
小さい赤ちゃん連れて、ほとんど毎日がPTAの用事。
家事、育児・・・
全くといっていいほど自分の時間がない中で、本当によく頑張った、と心から思います。
『ママの笑顔は子どもの笑顔』なのですが、
『ママの笑顔はわたしたちの笑顔』です！！
これからも一人でも多くのママの笑顔のために、
顔晴っていきます！！
【追伸】心と身体が辛いあなたへ
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